ふるカスタムのチラシ裏

ゲームについてただただ書く怪文書

パワプロSwitch(俗称)とかいう評価に困るやつ

パワプロは2014までは毎年のように出していたが、2015年はどういうわけか出なかった。

シリーズ終了か?と思われたが、2016が発表、パワフェスやらなんやら色々と豪華なつくりになり、シリーズの復活を予感させるものだった。

 

一方筆者はPS3,4,Vitaを持っていないので指を咥えて見ているのだった。

そして2年後、2018が発売。むかつくチームメイトやら、やべえ奴の女がいるなどある意味話題になった。

一方筆者はPS4,Vitaを持っていないので指を咥えて見ているのだった。

 

Switchにもパワプロ来てほしいなあ…

そう思っていたらニンダイミニだったかソフトラインナップだかでやってきた。

Wii以来の任天堂据え置きパワプロシリーズがやってきた。

思ったよりテンション上がってないなこいつ。

 

作品概要

プラットホームはSwitchのみ。

主題歌はありません。まあいいか。

メインセレクトのBGMは6とか99とか9の出だしのフレーズが使われている。懐かしい。というか2018もそうでしたね。

主なモードは対戦、サクセス、ペナント、マイライフ、ホームラン競争、トレジャーの6つ。なんか物足りねえなあ~。

野球システムはおそらく2018準拠。というかペナントもマイライフも大体2018準拠。

 

・サクセス

では目玉のサクセスから。公式曰くパワプロ9のサクセスのリメイクらしい。したがって現代の1年制ではなく3年制となる。

パワプロ9のリメイクというんだからパワフル、あかつき、そよ風、恋恋、球八が遊べるだろうと皆さんは思っていました。(決めつけ)

筆者もそう思っていたが、現実はパワフルとあかつきの2つだけ。

 

はい!この話やめよっか!!サクセスの評価終わり!!!

 

…これで話は終わるわけにはいかないので雑感を書いていく。

2019年のパワプロである以上、ある程度近代改修がなされており、現在の体力の数値が見える、上がった経験点の具体的な量が見える、イベントスキップが出来る、ゲーム難易度を選べる、難易度ノーマルだとロックオンが3も付いている、練習前からどれくらい経験点が稼げるか見える、コツシステムの導入、金特も取得できるようになっている。

一方でクラシックな要素も残っており、筋トレで敏捷や技術が下がる、変化球練習で筋力が下がる、怪我したら入院、彼女と定期的にデートしないと別れてしまう、頻発するクソイベも残っている。前二つはまだいいとして、最後はマジでストレスがヤバイ。どれだけ矢部にクソマズ料理を食わされたか、どれだけ冷や水シャワーを浴びせられたのかわからない。

 

正直博士手術成功してオールB作ってからほとんどやってない。3年サクセスもそうだが、クソイベが頻発するのがどうも無理。

 

・ペナント

オーペナとかはあまりやらないタイプなのであれだが、日程早送りが遅い。最適化がうまくいってないんだろうな…

日程早送りの爆速化は2022まで待たされることとなる。

 

・ホームランアタック

なんか名前変わってるが、ホームラン競争である。違うのは6球目から真ん中からずれたところに投げてくるところだろう。これがまあ難しい。2020以降と違って、パワポイントの概念がなく、しっかり成績を残さないとOB開放やご褒美がもらえない。

ところで2018にあったっけ、これ…

 

・マイライフ

まあ2018の流用だろう。OB練習がやりやすいし、本で大体の特殊能力取得できるし、マイライフオリジナル彼女はそのままだし、奥居練習は最高効率だし、ド根性や精神的支柱取得の条件はド鬼畜だし。

2018と明確に違うところはサクセス彼女は本作準拠…つまり9のキャラがこのマイライフに登場するわけだ。これは2018と比べて明確に優れている点といっても過言ではないかもしれない。多分。当然結婚もできます。あと、変化球作成モードがないので、変化球研究所で習得できる変化球はサクセスキャラのオリ変やオリストを習得できる。メテオマグナムとか現状ここでしか習得できないのでは?

筆者は30年プレイを3回した。多分一番やり込んだモードだろう。(詳細は後述)

 

・トレジャー

Switch版オリジナルモード。トレジャーズというチームで試合に挑み、試合に勝って秘石や装備品というアイテム、優勝トロフィーを回収しチームを強化していくというモード。

トレジャーズには助っ人として5人までオリジナル選手を参加させることが出来る。そうしないと初期メンがへぼいので必然的に頼ることになる。

秘石や装備品にはランクが設定されており、上がる能力の量が決められている。石を投入できる上限は決められているし、装備は2枠、トロフィー投与は一つまでなので、可能な限り高級なものを投与する必要がある。

ちなみにAランク以上の変化球の石からはオリジナル変化球が習得できる。サクスぺでも入手できなかったものもあるのでオリ変マニアには見逃すことはできない。

ハクスラ的な面白さはあるのだが、最高級の虹玉でも出てくるご褒美は正直しょっぱい、球速を上げるコストがクソ高いなど粗削り感は否めない。これだけだとただただ粗削りな微妙なモードと切って捨てられるのだが…

 

トレジャーズの選手を引退させるとその選手ランクに応じた石や装備品がもらえる。Aランクの選手であれば、Aランクの石がもらえるというわけだ。選手はいくらでも加入するので即解雇すればF、Gランクの石はたくさんもらえるが…それだけでは普通ならしょっぱい選手しかできない。普通なら。

しかし、研究熱心な有志がこのような方法を見つけてからは状況が一変。初期能力の投手を解雇し続けてFランクの変化球石をかき集め、Fランクの変化石を投与して、変化量の暴力でコンスタ1ながら☆400のハリボテ選手を作ってSランクの選手をつくる。

こいつを解雇してSランクの投手石をもらう。これをひたすら繰り返す。後でマイライフでがっつり強化するための素体を用意するため、Sランクの基本5球種の変化球石をかき集める。この繰り返しで…

こういう選手を作る。可能な限りスタミナを上げ、変化量を77771にし、取得しにくい特能を投手石や装備品でつける。DeNA所属でスタートするなら下方向変化球はSFFやVスラなど特殊変化球にしたほうがいいだろう。フォークやシュートの新規習得や強化はOBでできる。

ここに至るまでさらっと述べているが、両手を二進数式で数えても数えきれない*1ほどのFランク選手を解雇し、ハリボテSランクも解雇してきた。ポケモンの厳選作業とタメを貼れるレベルで時間を費やした。しかもこれがゴールではなく、ここから数十時間にも及ぶマイライフでの強化作業が待っている。

まあそれは気が向いたら書く。パワプロSwitchのガチ攻略について語ってるところなんてほとんどないだろうし。

さて、23年間マイライフをやった結果どうなるかというと…

こうなる。能力に美しさが全くない。真面目に査定を考えている人が見たらショック死しかねない。作った筆者ですら芸のない能力だと思う。

だが、アホみたいに高い能力の選手を作るのが好きなんで大大大満足である。文句は受け付けない。

 

…なんかトレジャーモードから外れてしまったが、こういう邪道チックな遊び方をしていた。プレイ時間は2番目に長かっただろう。まあ、大体は試合ではなく解雇しまくって費やした時間だが。

 

結局どうだった?

うーん、なんともいえない。トレジャー(?)とマイライフで遊びつくせたので悪いことではないのだが…

ただこれが2020や2022、これから出る2024の布石になったと思えば悪いことではないかもしれない。

トレジャーの宝箱の中身をもう少し豪華にしていれば、トレジャーは少しはいいモードになったかもしれない。ペナントはよくわかんない。サクセスは…

 

9のリメイクを名乗るんだったらそよ風と恋恋と球八を用意しろ

 

 

おわり

*1:両手を二進数式で数えると1023まで数えられる