ふるカスタムのチラシ裏

ゲームについてただただ書く怪文書

ウーフーアイランドについて語る

みなさんはウーフーアイランドをご存じです。

ウーフーアイランドとは数々の任天堂作品に登場する架空の島であり、製品として出たゲームの初出はWiiSportsResort…なのだが、その前身としてWiiFitのウィフィ島…だが、

The History of Wuhu Island - YouTube

上の動画を見る限り、もっと前からウーフーアイランドっぽい架空の島があるようだ。

しかしベータ版っぽいし英語で何言っているのかよくわからんので今回は詳しく触れません。

 

Wii fit(無印)

ウィフィ島の初出は2007年12月1日発売のWiiFit。どこで登場するのかというと、ジョギングモード専用のフィールドとして登場する。…それだけ。

他のミニゲームだとそれ専用のフィールドが用意されている。よくわからない蛍光の空間だったり、舞台だったり、スキー場だったり、高層ビルの上だったり、サッカー場だったり…

ウーフーアイランドと形状は似ているが、

・湖に城がない

・火山がない

・砂浜近くに大きな建物がない

・森がないetc.

と、どことなく違う。

 

ジョギングは短め、長め、島一周の3種類があり、それぞれルートが異なる。基本は先行者についていくことになるのだが、道中犬が走り出し、そのタイミングで先行者を追い抜くと今度は犬が先行者となりルートが変わる。短めだと1個しかルート変更がないが、長めや島一周だとかなりのルート変更ポイントがある。通るルート次第ではかなりの段差を大ジャンプするトチ狂ったルートを通ることも…。

ジョギング中、隠し要素としてマリオやルイージ等のドットが隠れており、ルート変更を楽しむためのスパイスになる。

ジョギング用に用意されただけなので語れることはこれくらい。

 

Wii Sports Resort

この作品では全競技の舞台がウーフーアイランド(と遠く離れたウェッジ島)になる。最初見た時ウィフィ島の生まれ変わりか?と思ったが、ちょいちょいウィフィ島とは違ったところがあるというのは先述した通りなので割愛。

今作ではウーフーアイランドを隅々と回れる遊覧飛行というものがあり、筆者はスタンプをオールコンプリートするまでやり込んだ。白い風船を全部割ったんだぞ。やり切ったぞ。

各モードの思い出は作品単体のときに語るとして…

社長が訊く『Wii Sports Resort』

社長が訊くというインタビュー的なページを見ると、アイランド構想というものを10年以上前から考えていて、似顔絵をMiiというキャラクターにしたように、島も一つのキャラクターとしてシリーズものをつくろう…という構想らしい。

実際、これ以降の作品ではウーフーアイランドがたびたび登場するようになる。

Wii fit plus

前作…というかバランスWiiボードを持っているなら2000円で買えるWiifitのマイナーチェンジ版。今でいうDLCみたいな感じ。ポケモンのマイチェンと違ってだいぶ良心的だな

前作ではウィフィ島だったが、リゾートが出た後なので舞台はウーフーアイランドに差し替えられた。ウィフィ島は犠牲になったのだ…

今回はジョギングだけではなく、サイクリング、セグウェイ、パタパタ飛行、足踏みパレードでもフィールドがウーフーアイランドとなる。おおむねリゾートと同じ感じだが、気になるのがチャンバラコロシアムが撤去されている。スマブラSPで言うところの終点化したところで戦う場所と言えば大体伝わると思う。おおかたWiifitではチャンバラをやらないから撤去したんだろうけど。

余談だがサイクリングのフリーモードで距離測定をしたところ、ジョギングの短めがゲーム内距離にして推定600m、長めが推定1200m、島一周が推定2600mとなる。島一周の長さ自体は前作のながらジョギングモードで測れたが。

パイロットウィングスリゾート

パイロットウィングス3DSで出てきた。舞台は名前にリゾートがついているのでウーフーアイランドとなる。ウーフーアイランドの探索は既にスポーツのほうでたくさんやったはずなのだが、筆者は買った。中古で。

スポーツリゾートと違って小回りの利くロケットベルトや当時貴重だったスクショが取れるハンググライダーがあったので完全に同一とは言えない。それに、iマークの一部刷新がされていたし、探し物要素もリニューアルされてたし。

マリオカート

ついにMii主体の作品からマリオシリーズへの参戦を果たした。当時は結構うれしかったのだが、どうやら新コースを2枠食っていたことに不満だったプレイヤーもいたとか…

フラワーカップウーフーアイランド1は島一周のルートを通るシリーズ初のセクター制、スターカップウーフーアイランド2は砂浜から洞窟の山道を登り、湖と城を通過して、山を登って、グライダーで飛んで砂浜に戻る…というルートになる。BGMはWiiSportsResortのメインテーマのアレンジ。コースにする以上多少なアレンジがなされていたが再現度は特に文句はなかった。

 

…が、このコースを語るうえで回避不可能なのがバグショートカットの存在だろうウーフーアイランド1,2ともにセクション1つほぼ丸ごとすっ飛ばすグリッチが存在しており、これを知らない、出来ない人は勝負にならなくなってしまう。

…まあ、そんなのを見過ごすはずがなく、ほどなくしてオンライン対戦ではウーフーアイランド1,2とGBAクッパキャッスル1のバグショートカットが使用不能になった。やったぜ。タイムアタックはそのままだが。

マリオカート8が発売された後、7の低レート帯の野良に潜ったところ、ウーフーアイランド2の例の滝つぼに突っ込んだものの修正でバグが発動しないことを知らないまま突っ込み続け、凄まじいタイムロスになった様子を生で見てしまった。

あまりにも面白かったので下画面を全体図にしていつまで突っ込み続けるのか見続けていたら当然レースに集中できるはずもなく、無事2位で終わってしまった。わき見運転は良くない。ちなみに彼は全員セクション2通過するまで滝つぼに突っ込み続けていた。

またバトルコースでもウーフータウンが登場。結構入り組んでいるのであつめてコインで10枚抱えたまま誰にも狙われることなくゲームが終わったことさえあった。

Wii fit U

未購入だが、ウーフーアイランドをフィールドとするミニゲームがいくつかある。水鉄砲とか人探しとかダイビングとか。

ところであのゲーム、スケボーとか削除されたのが納得いかない。

Wii Sports Club

ゴルフのリゾートコースとして登場。これはウェッジ島だが。

スマブラfor WiiU

ステージとしてウーフーアイランドパイロットウィングスが登場。

ウーフーアイランドドルピックタウンとかと同じ形式で浮遊足場に乗りながら各地を転々とするステージとなる。この時の終点化は背景が動き続ける浮遊足場に乗り続ける。

パイロットウィングスは最初こそSFC版のようなフライトエリアからスタートするが、そのうちウーフーアイランドが背景に映るようになる。

音楽もWiiSportsResortのメインテーマが収録されている。アレンジも入っている。

マリオカート8DX

Switchにも登場。今回はバトルコースとしての再録として登場。7と違ってだいぶディテールがよくできている。さすがSwitch。あと7は夜だが、今回は昼であり、BGMも7のバトルコースの汎用BGMではなく、メインテーマのアレンジである。うれしい。あとはDLCでも追加コースとして出てほしかった。

マリオカートツアー

そのウーフーアイランドがでた。アプリはリリースして3週間でアンスコしたが。

スマブラSP

ステージが続投。今作のウーフーアイランドの終点化は、背景の動かないチャンバラスタジアムで固定。戦う場所がそこで固定されるというのは開発もよくわかっている。ちなみにここに限ったことではないが、ファイター出身作品ではないステージだとオレ曲セレクトの幅がとても広い。The Valedictory Elegyを流せちゃう。*1

ところで、WiiSportsメインテーマの原曲が消されたのはなんで???まあメタクリスタル収録されたからいいか…

Nintendo Switch Sports

ゴルフでのみ登場。あくまでリゾートコース名義だが。

チャンバラが収録されているが、今回のフィールドは室内。というか、舞台がウーフーアイランドでもないどこか。

 

 

…こんなところだろうか。メインの舞台になることもあれば、ステージの一つとして登場することも多い。

 

思うこと

最近メインの舞台になってなくね?もしかしてパイロットウィングスリゾートで最後?アイランド構想はもしかしてもう終わり?自分なりに最近でなくなった原因を考えてみたが、

・島の構造を魔改造しづらい

・それゆえに新鮮味を作りにくい

Miiが主役のゲームが大幅に減少(直近だとMiitopia

こういうところなんだろうか?これは関係者でもない素人の独断と偏見と憶測でしかないのだが…

しかし、自分は言いたい。

あの島の雰囲気とかメインテーマが大好きであったということを。

またメインの舞台として出ないかなあ。

マボロシ島にならないことを祈る。

 

おわり

*1:前作はモノリスソフトつながりかガウル平原で流れる